耳鼻咽喉科

4つの診療科のキメラ

それでは、最後に紹介する診療科は「耳鼻咽喉科」です。
この耳鼻咽喉科も産婦人科と同じく、元々は別々だった診療科を一つにまとめることによって生まれた診療科となります。
耳鼻咽喉科は元々「耳科」「鼻科」「咽頭科」「喉頭科」という4つの診療科に分かれていました。
これが耳鼻科と咽喉科となり、さらに圧縮されて耳鼻咽喉科となったわけです。

主に喉から上の消化器官を取り扱うのがこの耳鼻咽喉科の仕事です。
それでは、具体的にどのような症状に対して治療を行うことになるのでしょうか?

耳鼻咽喉科の病気

まず、鼻の症状として「蓄膿症」というものがあります。
これら鼻の内側に膿が溜まりやすくなってしまうことによって発生する病気で、常に鼻づまりをしているような感覚になります。
さらに、口臭が発生するなどの副次的な問題もある病気です。
抽出することによる対症療法のほか、手術によって根治を目指す治療法もあります。

もう一つ、鼻の症状としては「花粉症」が治療対象です。
今や国民病とも言えるほど多くの人が罹患している花粉症は、様々な治療方法が生まれてきました。

根治させるのは難しいと言われていた花粉症にも免疫治療によって根治の可能性が出てきているなど、医学の進歩を感じさせます。
そして根治をさせないにしても、症状を和らげるための投薬治療などを行う事が可能です。
また、花粉が本格的に舞う時期より早く耳鼻咽喉科に来てもらうことで花粉症の症状緩和に大きな効果があります。

喉頭の病気としては「扁桃腺肥大」があります。
これは喉の奥にある扁桃腺が、口蓋弓という部分から突出するほど肥大してしまっている症状を言います。

この症状になっている人はちょっとしたことで発熱をしてしまうなど、免疫異常が起こっている可能性があります。
切除手術によって免疫機能を元に戻すといったような治療が行われます。
この他にも、声が嗄れてしまった際の治療や、鼻血が止まらない際の治療、あるいみ耳が聞こえにくい際の治療などを総合的に見ることになります。

風邪をひいてのどが痛かったりは鼻が詰まったりしている症状が辛い時も耳鼻咽喉科で対応することができます。
もともとのどが弱い人が定期的に自己管理として来院することもあります。