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医師の将来性

高齢化社会の弊害

日本の人口構造は、非常にいびつな状態になっています。

一人っ子政策の中国程ではないものの、少子高齢化社会の進行が世界にも類を見ないようなレベルに到達し、今後大きな人口変動が発生することがほぼ既定路線です。高齢者が多くなり、労働人口が少なくなることによって発生する弊害は様々な業界に現れることでしょう。その中でも影響が顕著であると考えられるのが「医療業界」と「介護業界」の2つです。

この2つの業界は、主に対象となるのが高齢者であることから、少子高齢化が進めば進むほど需給のバランスが崩れます。現在でもすでに地方においては医師不足が深刻な問題となっていますが、これがより一層進み、地方都市などにおいても医師不足が発生していくことになるでしょう。診療科によっては都心部でも慢性的な医師不足に悩まされていることもあり、今後医師の需要は向上していくことが考えられます。

下記のサイトからも詳しいことが掲載されています。

>>医療崩壊・医師不足|暮らしと福祉

だからといって、医師はその時々に応じて増やすということができません。医学部での勉強は6年間必要であり、1人の人を医師にするためには多大な時間を必要とします。増やしたいときに増やすことは難しく、対処にタイムラグが発生してしまうのが医師不足を加速させる原因となっています。勿論、医学部の門戸を広げてどんな人でも医師になれるようにすることはできません、技術と知識が必要な職業である以上、ここは変わることがなく、慢性的な医師不足が継続することが考えられます。

これは裏を返せば、医師の需要は増え続けるということであり、医師としての将来性の高さを示しているものでもあります。なるのは難しいですが、なることが出来れば将来的には独立なども視野にいれることができるでしょう

独立の道筋

それでは、先ほども少し触れた「独立」について考えてみましょう。

医師の勤務先を見てみると、40代頃から診療所勤務の人が多くなり、50代ではさらに多くなります。これは単純に病院や大学から診療所に移ったというだけではなく、独立開業をしている人が多いということができるでしょう。それでは、医師はどのようにして独立をするのでしょうか?

医師の独立には、特別な事が必要なわけではありません。言ってしまえば医師免許を取得し、研修医を終えればすぐにでも独立開業することは不可能なことではありません。しかし、多くの人がそうしないのは、やはり実際の勤務を通して勉強をすることが多く、最初は自分だけで独立してやっていけるような実力がないことを自覚しているためです。

さらに、病院で勤務医として仕事を続けることによって、医療についてだけではなく病院の仕組や、経営スタイルなども学んでいく事ができます。こういった実学を通し、実際に自分が独立してもやっていけると判断する人が多くなるのが40代ということでしょう。当然、独立開業をするということになれば、自分は医師であると同時に経営者ということにもなります。従業員に対する給与の支払や、設備投資なども行わなければなりません。結果的に赤字になってしまい、医院を閉める人も多いのです。

独立して生き残れる医師とは

独立をしても自身の医院を上手く切り盛りできる医師は、医師としての腕はもちろんのこと、経営の手腕に長けているケースも少なくありません。

例えば、医師が開業場所を選ぶうえではマーケティングの知識が、人を雇ううえでは人材管理のノウハウが必須となります。これらの知識や方法を習得をしたうえで独立を行えば、開業後しても上手に経営を続けられる可能性がもアップすることでしょう。

また、知識や方法を習得できずとも、治療院やクリニックのホームページ制作を担ってくれる企業や、独立開業を目指す人向けのセミナーなどの支援サービスも数多く存在します。足りない知識や技術を補うため、こういった外部のサービスを使いこなすのも、独立開業を成功させる秘訣と言えるでしょう。