薬剤師とは
医療にはさまざまな分野の仕事があります。
その中でも医師と関わりが深い職種の1つが薬剤師です。
薬剤師は、医師の処方箋に基づいて調剤をしたり、薬局で薬の説明をしたり、薬の管理を主に行う仕事で、医療の分野において不可欠の存在といえます。
また薬を患者さんのお渡しする際、患者さんがアレルギーを持っているか、現在服用している薬があるかどうかなどの確認をします。そして患者さんにきちんと薬の内容を説明する義務があります。
医師と同じく、薬剤師は国家資格が必要です。
そのため薬剤師になるためには、大学で6年間学び、国家試験に合格する必要があります。
試験は、例年3月上旬の土日の2日間で行われるのが一般的です。
物理・化学・生物・衛生・薬理・薬剤・病態・薬物治療・法規・制度・倫理・実務の分野で、345問出題される試験があります。
合格率はその年によりバラつきがありますが、60~80%です。
また、大学によって合格率が違いますので、入学する際に、その大学がどのような内容に力を入れているかを調べてみると良いでしょう。
薬剤師の働く場所
国家資格に合格したら晴れて薬剤師として働くことができます。
薬剤師の就職先は、昔に比べて広がり、さまざまな場所で腫瘍があります。
そのため薬局だけにとどまらず、高齢者施設や病院、ドラッグストアなどで働けるので、年収や勤務環境など自分にあった就職先を見つけられると良いでしょう。