医学部のオープンキャンパスへ行こう
医学部を目指すときには、まず様々な大学のオープンキャンパスを調べて参加してみるのがおすすめです。
オープンキャンパスとは大学が行っているもので、大学の雰囲気や授業を体験できるイベントです。
大学のキャンパスは誰でも歩くことができますが、オープンキャンパスは受験生向けに開催されるもので、さまざまな企画が行われます。
オープンキャンパスへ行くべき理由
オープンキャンパスへ行く理由として、「モチベーションが高まる」という点が挙げられます。
受験勉強は大変で、時にはモチベーションが下がってしまうことがあります。
このときにオープンキャンパスへ行くと整った環境のキャンパスや学べる内容への興味から、「この大学へ入りたい」と強く感じるようになります。
これがモチベーションにつながり、受験勉強をまた頑張る気持ちが湧いてきます。
また、「志望校を決めるために役立つ」という点もオープンキャンパスのメリットです。
大学の情報はインターネットなどで調べることができるものの、実際に見学してみると感じるものが違います。
よりリアルにその大学のことを知ることができ、「さまざまな大学を見たけど、この大学へ行きたい」と決めることができるようになります。
逆にオープンキャンパスで大学を見ていないと、入学してから大学の教室や設備を目にすることになります。
すると「想像していた雰囲気と違った」と後悔してしまう可能性があります。
こうしたことにならないためにも、オープンキャンパスで大学をきちんと見ておくことはとても大切なのです。
オープンキャンパスで確認するべきポイント
オープンキャンパスで確認するべきことは「大学の雰囲気」「講義の内容に興味をもてそうか」「入試情報」の3つです。
大学によって、雰囲気は大きく異なります。
特に私立と国立の大学の医学部では、大きな差があります。
どちらのほうが自分に合いそうかは、確認しておくと良いでしょう。
大学のキャンパスの綺麗さだけでなく、学生の様子も見ておくと良いです。
自分がキャンパスを歩いている姿をイメージしてみましょう。
また、オープンキャンパスでは多くの場合、「模擬講義」が行われます。
実際に大学の授業を聞いて、本当に医学の勉強に自分が興味をもてそうか確認しましょう。
さらに大学によっては、入試に関する情報を提供してくれることもあります。
これは合否に直結しやすいため、しっかり聞いておきましょう。
また、できれば両親と一緒にオープンキャンパスへ行くのもおすすめです。
自分だけで理解しきれない点も、両親がいればよりしっかり確認することができます。
オープンキャンパスは親同伴で来ている人もたくさんいるため、とくに恥ずかしい思いをすることはありません。
大学によっては保護者向けに、費用などの相談会を行っていることもあります。